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技術実証動画 – 上福岡飛行小隊・甲(War Thunder)

date: 2013/08/30 20:07 | update: 2014/05/29 17:39
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「War Thunder」の地上攻撃(Ground Strike)ルールは、その名の通り、地上目標を先にすべて破壊したチームが勝利となります。
つまりさっさと地上目標を集中的に狙えばいいわけですが、
「地上目標はポイントが低い → みんな爆撃より空戦を優先する → 勝てない」
……という負のループに陥りがちです。


とはいえ、これはゲーム側のバランスが悪いわけではありません。
ゲームでも現実同様に、安全な爆撃を行うには目標上空の航空優勢を取らなければいけないわけで、当然、爆撃機に対抗するための邀撃機と、爆撃機を守るための直掩機の間で空戦が発生します。
しかしそれはあくまで爆撃任務(あるいはその阻止)に付随する戦闘であり、個人のキルレシオにこだわって延々とドッグファイトをしていると、チームは負けてしまいます。
多くのオブジェクトルールのゲームがそうであるように、大事なのはプレイヤー側のバランスなのです。

「War Thunder」の、歯がゆくも面白いところはここでしょう。
爆撃の重要性を理解しているプレイヤーが多いチームは勝利に近づき、逆にたとえ空戦が抜群に上手いトップエースがいてもルールを理解していないチームは敗北をまぬがれないのです。

「もっと爆撃機を使うプレイヤーを増やしたいのであれば、爆撃ポイントを増やせばいいのではないか?」という意見もあるでしょうが、そうなると今度は戦場が爆撃機だらけになり航空機同士の戦闘が起こらず、単なる破壊競走になってしまうはずです。
地上目標の撃破数が多いことで得られる報酬や、それを評価してくれる人が少ないことは、献身的なプレイヤーにとって納得いかない部分も多いでしょうが……。

上福岡飛行小隊・甲

さて動画について。
そのような負のループに陥らないように、まずは分隊の3人が全員爆撃機で出撃しています。
普通なら1人が爆撃機で後の2人が直掩に回ればいいのでしょうが、まだそこまでの連携力や練度がないので、とにかく爆弾をすべて落として地上目標を攻撃し、残ったら他の誰かがカバーする(あるいは再装填を待って反復爆撃をする)という作戦です。

この動画では「地上攻撃ルールの目標」とそれを達成する「爆撃の特徴」を、わかりやすく順序立てて説明しようと腐心しました。
前半の「水平爆撃」が不発に終わったため、後半はより確実な「急降下爆撃」へ作戦を変更しますが、それは対空砲や敵戦闘機の攻撃を受けやすくなるリスクがあること。
実際に、僚機はその犠牲となり、残る自分も命からがら低空で回避機動を取りつつ爆撃を続行……。
そして話のオチにしてしまいましたが、敵航空機の「撃墜」の方がゲームの根本的なルールである「地上目標の撃破」よりも評価されるという悲哀まで、上手くまとめられたと思います。

この動画は、以前に作ったものと同じように、リプレイの映像を混ぜています。
本作はリプレイ自体のカメラワークが良くて、何気ないシーンでも画になるのが素晴らしい!
ただ、これを作るために自分のゲームプレイの録画と、自分を含めた3人分のリプレイの再収録……合計4人分の映像を何度もチェックしています。
編集作業は過去最高に大変だったので、タイトルに「甲」と付けていますが続きを作るかどうかは今のところ未定です

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