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「The Crew」の日本での発売が決定、この流れは独自価格コースか

date: 2013/07/08 20:34
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Ubisoftの日本法人であるユービーアイソフトが「The Crew」の日本での発売を発表、ティザーサイトと今年のE3でお披露目されたトレイラーを公開しました。
現在のところ日本での対応プラットフォームや価格、リリース時期は公表されていません。

さあ、困ったことになりました……。
PC版を待つ身としては、最悪のシナリオを複数想定しなければいけません。


1. 独自価格(いわゆる”おま値”)
最近の傾向から言って、一番ありえるのがこの独自価格販売。
具体的には、日本からもSteamでPC版が購入できるものの、その仕様は日本語字幕・英語音声(あるいは日本語吹き替え)で、価格は海外定価よりも20ドル高いというパターン。
Ubiで言えば「Assassin’s Creed III」や、Square EnixのExtreme Edgesレーベルから出ている「Sleeping Dogs」や「Hitman: Absolution」などがこれに当たります。
2. リージョンロック(いわゆる”おま国”)
日本語版の発売や、家庭用ゲーム機版との兼ね合いでよく起こるのがこのリージョンロック(やリリース日の延期)。
日本代理店がローカライズを担当する場合は、Steamなどから購入できない場合も多々あります。
最近の「Call of Duty」シリーズだとか、例を挙げるときりがありません。
解決策としては、販売してくれるディストリビューションサービスがあればそこから購入すればいいので(面倒ではあるものの)望みはあります。
3. Uplay独占販売
とはいえ、これはSteam Works対応作品であればゲームキーを他所で買ってSteamに登録すればいいという話で済むわけなのですが、今回はUbisoftのゲームということで事態はさらに複雑に。
SteamとUplayの販売に関する実例(と二重DRMの仕様)については説明が面倒なのでここでは割愛します。
他所のサイトでゲームキーだけ購入した場合、それをどのDRMに登録できるのか・できないのかについては各ゲームに依存するところが大きいので、実際にリリースされてみないとどうなるかわかりません。
さらに言えば、リージョンロックとの関係で、結果的に日本から購入できるのはUplayだけになる可能性もあるわけです(Originのように)。

特にレースゲームやマルチメインのFPSのPCユーザーからすれば、「日本語ローカライズとか余計なことしてくれなくていいから、Steamで普通に買わせてよ」というのが本音中の本音なのですが、日本語版のリリースで日本人プレイヤーが増えるのは(基本的には)歓迎ですし、その作業分のコストが結構かかるというのももちろん理解しています。
しかし他の言語ではこういうことが起きないのに毎度日本語だけこういう事態になっているのを見ると、「ローカライズの費用は海外定価の内側に入れておけよ! なんで日本語だけ別料金なんだよ、ふざけるな!」という不満は消せません。

「Trials Evolution: Gold Edition」のように、Steamで購入可能・最初から日本語も入っている・海外と同日リリース・価格も一緒、というのが理想的な展開です。
(ただしこの作品は「The Crew」と開発規模がかなり異なるため、同列で語るのはフェアではありませんが……)

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