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PC版「GRID 2」の日本での対応はどうなるのか?

date: 2013/05/04 20:02
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今月末に海外でリリースされる「GRID 2」が、かつての、熱を持ったCodemasters製レースゲームとなるのか駄作となるのか……正直なところ不安が勝っているファンも多いことでしょう。
さらにPC版を待っているプレイヤーにとって頭が痛いのは、日本におけるPC版の情報が全く出て来ていないことについて。
現在Steamからは購入ができないことや予約購入特典に関する不明瞭な点など、いくつか不安要素が見られます。


PC版「GRID 2」の日本での対応はどうなるのか?

リージョンロックについて

実を言えば、Codemasters製レースゲーム(のPC版)がSteamにおいて一定期間リージョンロックされるのは毎度のことで、これ自体は驚くことではありません。
ただ、個人的に気になっているのはその期間の長さについてです。

昨年9月に海外でリリースされた「F1 2012」(リリース済みの中では最新作)のSteam JPストアページにおけるリージョンロックが外れたのは、何と今年の1月のことでした。
この措置は、PC版の日本における販売元が日本法人であるコードマスターズ株式会社ではなくイーフロンティアになっていることが関係しているのだと思われますが、そのイーフロンティア版(=PC日本語版)ですら昨年10月にはリリースされていたわけで、4ヶ月近くもロックされていたというのは解せません。
実際のところ過去にも「Colin McRae: DiRT 2」「DiRT 3」「F1 2010」「F1 2011」などがSteamでロックされていたのですが、家庭用ゲーム機版(こちらは日本コードマスターズが販売している)の日本リリース日と同時か、それほど間を置かずしてロックが解除されたと記憶しています。
それだけに「F1 2012」における長期間のロックが「GRID 2」でも再現されるのではないかという不安があります。

「RaceNet」の導入と、DRMの変更

前述の「DiRT 2」から「F1 2011」までは、DRMやマッチングに関して「Games for Windows Live」が採用されていました。
しかし「DiRT Showdown」以降(もちろん「F1 2012」や「GRID 2」も含む)においては「RaceNet」と呼ばれる独自のSNSが取り入れられ、実質的にはSteam DRMが採用されています。
消費者としては「それなら最初からSteam JPストアで売ってくれても問題ないべや」と思うのですが……。

「リージョンロックされている作品がSteam Works対応であること」の利点が1つあります。
それはロックされていない他のサイト(例えばGamesPlanetGreen Man Gamingなど)でゲームキーを正規購入し、Steamに登録できる点です。
こんなまどろっこしい方法に喜んで飛びつかざるを得ない日本のPCゲーマーの現実に、複雑な気持ちを抱いてしまいます……。

予約購入特典に対する不満

気になるのはもう1点、予約購入特典について。
公式Facebookで公開されている各国の特典を見ると、主要なものは以下の3つのどれか(または複数)が付いてくるようです。

  • GTR Racing Pack
    Nissan GT-R SpecV
    ヤス・マリーナ・サーキットのデイレース
  • IndyCar Pack
    Dallara IndyCarとIndyCar Pace car
    インディアナポリス・オーバルサーキット
  • Head Start Pack
    Mercedes-Benz SLR McLaren 722 GT
    ゲーム内ショップの割引

国や販売サイトによってこの特典はまちまちで、あるいはそのサイト限定の特典が用意されているものもあります。
特典パックが1つしか付かないものは10%の価格割引がされていたり、逆に3つ全部がセットになったものは「~Edition」と価格が割高に設定されていたりと、バランスは取られているようです。
ちなみにSteamの特典は結構豪華で、予約購入者が一定数を超えると特典の数が増える「予約購入リワード」システムが採用されています。
日本からは買えませんけども!

上記の「~Pack」というのは、おそらく後々にリリースされる予定のDLCのいくつかを予約特典として先に持ってきたのだと思いますが、「すでに出来上がっているのにリリース版には含めず、追加で切り売りするタイプのDLC」という印象はぬぐえません。
しかも車やバイナルだけならまだしも、サーキットがその対象になっているというのが大問題です。
プレイヤーごとに所持しているサーキットの数が異なるという状況が、マルチプレイヤーモードにおいてどんな不幸をもたらすか、想像に難くないでしょう。

最後に

現時点で出ている情報だけで、不安に思っている部分をつらつらと書いてしまいました。
実際リリース日になれば案外すんなりロックが解除されるかもしれませんし、ゲームの内容についてもCodemastersがそれらを一発で解決するシステムを作っているかもしれません。
今はただ待つのみです。

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