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「Euro Truck Simulator 2」レビュー、大型のトレーラーで配達をするだけのゲームがなぜこんなにも面白いのか

date: 2013/04/24 18:00
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「Euro Truck Simulator 2 (ETS2)」は、乱暴に言ってしまえば「大型のトレーラーによる荷物の配達を、ただひたすら繰り返すだけ」のゲームです。
であるにもかかわらず、自分はすでに50時間もプレイし、しかもまだ続けたいと思うほど楽しんでいます。
本作の面白さは実際にプレイしてみないとわからない類のものなので、文章と画像だけでどれほどこの熱を伝えられるかはわかりませんが、この記事で興味を持ってもらえれば幸いです。


「ETS2」の魅力

トレーラーの運転という非日常

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本作の魅力は何と言っても「大型のトレーラーを運転できる」という点です。
現実世界でトレーラーとすれ違ったとき、あれを運転したいと思ったことはありませんか?
ゲームの世界ではありますが、乗用車とはまったく異なる視点の高さ・視野・車の重さを体験できます。

本作を「ドライビングシミュレーター」として見たとき、「トレーラーの運転」という目新しさと「荷物を運ぶ」という短期的な目的意識によって、既存の作品とは異なる楽しさが生まれていることに気付きます。

交通ルールを守る楽しさ

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交通ルールを守ることに喜びを感じるなんて、「そんな馬鹿な話があるか!」と思うかもしれません。
しかし自分は、「いかに与えられた車線からはみ出さず綺麗に走るか」とか「無事故・無違反で配達を完了するか」という点に楽しさを見出しています。
右左折時にはウインカーを出し、雨が降ったらワイパー、暗くなったらライトをつけ(ハイビームもある)、対向車が道を譲ってくれたら(何とご丁寧にパッシングしてくれる)ホーンで感謝を示すこともできます。
相手はNPCなのだからそこまでしなくてもいいわけですが、逆に言えばそこまでできるのが本作のいいところだと感じています。

漫然とした中にある刺激

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実際に運転する景色は、高速道路ばかりの単調な構成であったりオブジェクトの使いまわしであったりが目立ちます。
しかし時に、花畑や風車に出くわすことや、工事による片道交互通行、踏切(貨物列車がちゃんと走っている!)などが用意されていて、なかなか侮れません。
初めての道を行くときには新しい何かがあるのではないかというワクワク感があります。

運転の難しさ

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正直、トレーラーの運転は慣れるまで苦労させられました。
いわゆるジャックナイフ現象や転倒、死角にいた乗用車に乗り上げるなど、不注意や無理な運転の末に大事故を起こしたこともあります。
特に荷台を所定の位置に置く車庫入れは、何度切り返しても上手くいかずにギブアップしたことも多々。

しかしプレイしていれば、どのタイミングでどのミラーを確認すればいいのか、荷台をこすらない右折の仕方や、カーブではどれくらい減速すればいいのか等のテクニックが自然と身に付きます。
これが実感できるのが結構嬉しい! 実生活では役に立たないだろうけれども!

モチベーションを上げてくれる経営パート

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配達を繰り返すだけの毎日に、一服の清涼剤となっているのが経営シミュレーションパートです。
従業員を雇い、トラックを買い与え、仕事をさせ、自分の運送会社をより大きくしていく……。
この中長期的な目標があるからこそ、短期的である配達の仕事もより楽しめているように感じます。
この辺のプレイモチベーションに関わるバランスは絶妙です。

関連するリンク

ユーロ トラック シミュレーター 2 日本語版 [ダウンロード]

Logitech ロジクール ドライビング フォース GT (輸入版)

Amazonのダウンロード版の方が、Steam版よりも千円ほど安くてオススメです。
さらに個人的には、ハンドルコントローラーを使ったプレイをオススメします。

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