entry

「L.A. Noire」素晴らしい雰囲気だが肝心のストーリーに納得できない

date: 2012/06/29 21:09
|

Steamで購入した「L.A. Noire」を数時間プレイしました。
本作は1940年代後半(戦後)のロサンゼルスを舞台にしたアクションアドベンチャーゲームで、プレイヤーはロサンゼルス市警察(LAPD)のコール・フェルプス刑事となって事件を解決すべく奔走します。

つい先日まで現代のサンフランシスコを舞台にした「Driver: San Francisco」をひたすらプレイしていたこともあって、40年代のロサンゼルスの景観はかなり趣深く感じました。この雰囲気を出せているゲームは、中々他にはないでしょう。
もちろん、題材も面白い。むやみやたらと銃撃戦をするのではなく、「証拠を集めて犯人を特定し追い詰める」という捜査スタイルは新鮮です。


勤勉で信頼のおける検視官がいるものの、当時の科学捜査の水準は現代のものと比べるまでもなく、基本的に証拠は足で稼ぐしかありません。
それに加えて本作の一番の特徴でもある、相手の顔の動き(モーションスキャン)から証言の真偽を見極める観察眼も必要になります。
広大なロサンゼルスのマップを自由に移動できることや、捜査の過程で発生する銃撃戦・格闘戦やカーチェイスはあくまでオマケで、重要なのは前述の通り、証拠を集めて容疑者の発言の矛盾を突き、真犯人を捕まえることにあります。

ゲームの都合上仕方のない部分もありますが、証拠不十分の感が否めなかったり動機が不明瞭だったりと肝心のストーリーに納得できない点が多々あり、これが残念でなりません。
細かい部分でもシーンのスキップが出来たり出来なかったり、アドベンチャーゲームとしては気になる箇所が結構あり、一話をプレイしただけでグッタリしてしまいます。
全体的な雰囲気はかなりいいのに、こういったマイナス点がどんどん積み重なってしまって、単なる「意欲作」という評価に落ち着いてしまっているのがもったいない印象でした。

関連するリンク

関連する記事