entry

ゲームデベロッパーの集まる街、「モントリオール」

date: 2012/06/08 21:00
|

今年のE3期間中に、一体何度「モントリオール」という地名を聞いたでしょうか。
「『Watch Dogs』、開発はUbisoftモントリオール」「『Batman: Arkham City Armored Edition』、開発はWarner Brothers(WB)モントリオール」……など。

大手パブリッシャーの自社(あるいは子飼いの)開発スタジオだけではありません。インディーズゲームのデベロッパー(独立系開発会社)もモントリオールに数多く存在しています。
「Fez」の開発元にして「(今の日本のゲームは)クソ」発言で良くも悪くも有名になった「Polytron」もそのうちの一つです。


というわけで、一部ですがモントリオールのデベロッパーを調べてみました。

デベロッパー パブリッシャー 代表的なゲーム
Ubisoft Montreal Ubisoft Assassin’s Creed
EA Montreal EA Army of Two
Bioware Montreal EA
Eidos Montreal Square Enix Deus Ex: Human Revolution
WB Games Montreal Warner Bros. Interactive Entertainment Batman: Arkham City Armored Edition
THQ Studio Montreal THQ

すごい。年に1本以上はモントリオール製のゲームやってるわ、こりゃ!
特にUbiは、Assassin’s Creedシリーズ、Far Cryシリーズ(2以降)、Rainbow Sixシリーズ、Splinter Cellシリーズ(ただし最新作のBlacklistはUbiトロントが制作)と、そのほとんどをモントリオールのスタジオで開発しています。

地理的にはカナダの東側に位置し、首都オタワから約150km、アメリカ合衆国のニューヨークからは約500kmと北米市場への近さが売りになっています。
ケベック州がフランス語圏ということもあって、フランスに本社のあるUbisoftを誘致することに成功。以降は優秀なゲーム開発者が集まる都市として有名になりました。
カナダの西側に位置するバンクーバーも、EAカナダやRockstarバンクーバーなど有名な開発スタジオが存在していますが、バンクーバーの開発力が北米の企業らしい雇用・解雇の早いサイクルによって生み出されたのに対して、モントリオールでは企業誘致・税額控除・人材育成を行政が主導しているのも面白い点でしょう。

関連するリンク

関連する記事