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フライトシムを楽しむために買った本(その3): 世界の名機シリーズ Su-27 フランカー

date: 2012/06/04 18:00
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フライトシムを楽しむために買った、というよりは、もう完全に趣味になった戦闘機の資料本の紹介です。
先週も書いたとおり、イカロス出版の「世界の名機シリーズ」から満を持して「Su-27 フランカー」を特集した一冊が出版されました。

これ、かなり面白かったですよ! 皆さんのお手元にも是非!


世界の名機シリーズ Su-27 フランカー

Su-27 フランカー (世界の名機シリーズ)

今回の「世界の名機シリーズ Su-27 フランカー」、買って読むまでは正直なところ「そこまで詳しい情報は載っていないのだろうな」と諦め半分でいました。30年前の設計・製造とはいえ東側所属の機体、しかも現用となれば、開示されている情報は少ないと考えるのが常識でしょう。

……が、思っていたよりもしっかりとした内容とボリュームでした!
対抗となるF-15との比較を軸に、設計思想・兵装・アビオニクスの解説がわかりやすく書かれています。
フランカーはファミリーの数が多いこともあってグラビアページにおける個々の写真枚数はそれほど多くないものの、それぞれ特徴的なものはしっかりと撮られていて、外観デザインの美しさだけで御飯を何膳でもいけます。

特に面白かったのは、フランカーの系譜とも言うべき特集ページで、シリーズの発達系統図に続いて、それぞれの特徴の解説(主要なものはスペックシート付)が掲載されています。
バリエーションが多いこともさることながら、ナンバリングに規則性がないゆえに型番と形状を混乱しやすいフランカーファミリーにとって、こういった一覧性のある資料は貴重でしょう。

その他、世界の名機シリーズお馴染みの開発史の読み物に加え、ロシア本国と輸出先における配備・運用状況、次世代機T-50(PAK FA)の現時点で判明している情報がオマケとして付いてきます。

価格は2,000円となっていて、前回紹介したのA-10のものよりも500円高くなっています。
ページ数は計116ページでやや割高に感じるかもしれませんが、現在入手できるフランカーの本としては、これだけ一覧性があって初心者にもわかりやすい解説をされているものは他にはないでしょう。
自分と同じように、「ゲームの中のデータでしかフランカーを知らないから、実機の資料も見てみたい」という方には間違いなくオススメの一冊です。

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