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「PLANTRONICS .Audio 355」レビュー、バランスの取れた安価なヘッドセット

date: 2012/01/27 18:00 | update: 2012/01/28 12:16
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【正規品】 PLANTRONICS .Audio 355 ステレオPCヘッドセット英語版 AUDIO355E

ヘッドセットのマイク部分が急に壊れてしまったのと、以前から右のイヤーパッドが取れかかっていたのが気になっていたこともあり、「PLANTRONICS .Audio 355」を購入しました。
このヘッドセットは3千円中盤と安価でありながら、マイクの性能やイヤーパッドの質感、全体の剛性などのバランスが良い製品です。

個人的に、FPSなどのゲームでも足音や残響によって状況判断をするようなシビアなプレイングはしていないため、1万円を超えるようなゲーミンググレードのヘッドセットは必要ありません。
しかしその一方、MumbleやSkypeなどのVCソフトを使う機会は多いので、環境音や雑音を拾いまくってしまうような安物では困ります。

「355」はそんな、「ちょっといい感じのヘッドセットを安く手に入れたい」という要求にピッタリこたえてくれました。


実は以前から使っていて壊れてしまったヘッドセットというのが、今回買った「355」の前のモデルである「PLANTRONICS .Audio 350」でした(写真左が350・右が355)。
壊れたと言っても2009年からほぼ3年間、毎日のように使っていた物だったので、値段分は十分に働いてくれたと感謝しています。

価格的には「350」がちょうど4,000円だったのに対して「355」は3,600円と、少し安くなっています。
「350」から安くなっている分、良くも悪くも構造はシンプルになったようです。

圧倒的に良くなったと思うのは、可動部が少なくなって全体の剛性が増した点。「350」ではヘッドバンドの延長で装着者の頭の形状にフィットさせられるように、イヤーパッドやヘッドパッドがある程度自由に動いたのですが、逆にその機構の接点部分が脆弱でした。「355」ではイヤーパッドの可動機構自体は残っているものの、前作よりも壊れにくい構造になっているのが一目でわかって安心です。
また、耳や頭に接地するパッドの素材(合成皮革)が格段にやわらかくなり、付け心地が良くなっています。スポンジのカバーをかけただけの製品が多いこの価格帯では珍しいでしょう。
個人的に「350・355」を気に入っているのも、このパッドの質感が大きいです。

逆に悪くなった点は、オーディオケーブル中間に位置する音量コントローラーのクリップと、マイクミュートスライダーのクリック感が無くなっていること。そしてなぜかコントローラーの音量つまみを最低にしても、イヤホンがミュートにならずに音が聞こえてしまう謎仕様……。
ケーブルの長さは3mから2mに短くなったため、環境によっては取り回しに注意が必要です。
マイクのブーム延長機構は排除され、マイク口のスポンジも無くなっています(とはいえこれに関してはそこまで不便だと感じるほどではありませんが)。

前作から変わってしまった部分もいくつかありましたが、「それなりに安いヘッドセットがすぐに欲しい!」という人には、迷わずオススメしたい一品です。
メイン機でお気に入りのヘッドセットを使っている人ならば、サブ機用の選択肢としてもアリだと思います。

ちなみに、これと同じ価格帯の他製品としては「Sennheiser PC 131」がありますが、写真を見る限りヘッドバンド部分を延長できなさそうだったので、頭のサイズが大きい自分はパスしました。

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