entry

「Railworks 3: Train Simulator 2012」の車窓から

date: 2011/12/27 18:00
|

Steamの日替わりセールで購入した「Railworks 3: Train Simulator 2012」をプレイしました。
度々セールになっていたりDLCの追加がニュースになったりしていたので、「名前だけは知っている」という方も多いことでしょう。かく言う自分もその一人で、どんな内容なのかとても楽しみでした。

このゲームは、その名の通り「列車の運転シミュレーション」で、HUDに表示されたスロットルやブレーキを使って列車自体を動かすことはもちろんのこと、線路の切り替えや乗降口なども操作できます。乗客や貨物を乗せ、運転士として鉄道の旅を楽しめるのです。
またHUDだけではなく運転席の一部の装置をそのままマウスで動かすことも可能で、この手のメカ操作が好きな自分にとってはかなりグッときました。


とりあえずチュートリアルと、簡単そうなミッションをプレイしました。
各ミッションはシナリオと呼ばれる行程表が用意されていて、例えば「まずは○○を出発し、△△駅で乗客を乗せ、××を経由……」といった具合に指示が出されます。
ただし、そのマップに慣れないうちは「このチェックポイントってどこだ!?」と迷ってしまい、その間に大事な分岐点を通過したり制限速度を超過したりと大変でした。この辺がもっと視覚的に一発でわかるような仕様だったらなお良かったのにという印象でした。

1プレイは30分程度のものから、中には1時間を超えるものもあり、ゲームとしてはかなり長い方でしょう。途中でセーブすることができるので、旅情はそがれてしまいますが「続きは後日」ということも可能です。
正直鉄道にはそんなに興味がなかったのですが、「こんな大型の機械を自分が操作しているんだ!」という感覚が常にあって、車やバイクの操作とは異なる興奮を覚え、次第に没頭していました。
刻々と変化する勾配に合わせてスロットルやブレーキを調整し、線路図で信号の位置や分岐点を確認。重い車両ゆえに加減速の反応は鈍いですが、それをうまく操って駅に停車した時の楽しさは他ではなかなか得難いものです。

まだ試していませんが自分でミッションやマップを作ることもできるようなので、かなり長く遊べそうです。
子供の頃プラレールで遊んだ記憶がよみがえったり、また大人になってリアルな鉄道模型に興じる気持ちも理解できたり、ゲームというデジタル媒体でありながら不思議とアナログな感覚も満たしてくれます。

鉄道車両には基本的に「電気機関車」「ディーゼル機関車」「蒸気機関車(SL)」が用意されていて、細かい操作は若干異なりますが、基本的にはスロットル(加速)・ブレーキ(減速)・ギア(進行方向決定)の3つのレバーで操作します。
中でもSLは各装置の圧力をチェックする必要があるので、一番操作が難しかったです。ただ当然、その分だけやりがいはあります!

グラフィックレベル(画像はMedium設定)はそんなに高いとは言えませんが、外観や運転席などは納得いく範囲で仕上がっています。
ただし車両同士がすれ違う時などはフレームレートが下がります。これはおそらくマップ規模が大きいために負荷がかかっているのだと思います。DCSでも同じ印象を受けました。

本作の特徴は、DLCの多さにあると言えるでしょう。
約100個ものDLC(アドオン)の中には、新しい車両やマップのモデリング、それ用のミッションが用意されています。

全DLCを現時点で個別に定価購入すると、なんと1561.15ドル(約12万円)! ホリデーセール中の今なら81%オフの299ドルで揃えることができますが、それでもかなり高額です。本体であるTS2012を3.49ドルで買っただけに、その価格差はさらに広く感じます。
この辺が「DLC商法」と呼ばれ、批判されているところなのですが、個人的には本体だけで十分に満足していますし、鉄道自体に詳しくないこともあって今のところDLCには興味ないため抵抗感はありません。
ただ「日本の鉄道シリーズ」とか「新幹線パック」が出たら即買っちゃうとは思いますが!

Railworksシリーズは2010年9月と2011年11月にバージョンアップが行われ、現在のバージョンは3となっています。それぞれ前作を所持している人には無料でアップグレードが行われ、DLCの引き継ぎはもちろんのこと様々な新機能を楽しむことができます。

総評

計器のボタンやレバーの多さに胸躍るという人にはオススメのゲームでしょう。
線路に沿って前後にしか動かせないものの、大型の機械を操っている感覚はかなり楽しいです!

関連するリンク

関連する記事