archive: 2011/08/16

「リアルタイムではない」ゲーム性

date: 2011/08/16 20:47 | update: 2011/10/03 18:37
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RTSはもとより、ターン制のストラテジーゲームであっても、それが「マルチプレイヤーモード」であると言われれば、普通は自分と相手が同じ時間にPCの前に座って、一緒にプレイするものだと思うでしょう。
しかし「Frozen Synapse」のマルチには、リアルタイムではないプレイが可能であるという面白い特徴があります。

自分の操作を入力したら、相手のターン入力をその場で待つ必要はありません。その間にFrozen Synapseを終了して他のゲームをプレイするもよし、シングルで特訓するもよし、いずれにしても相手プレイヤーと向き合い続けなくていいのです。
逆に、じっくり考えるために相手を待たせることもできます。相手の出方を色々考え、撃ち勝てる確率の高い最良の選択肢を何時間も探し続けることができるわけです。
また、この特徴のおかげでプレイヤーは一度に複数のゲームを掛け持ちすることができます。

相手のターン入力が終了すると、ゲーム中であればポップアップが表示され、ゲーム外であれば登録したアドレスにメールが届きます(このメールは毎回ではなく、おそらく時間が開いたときにのみ送られてくるもののようです)。
普段はアクションゲームやレースゲームばかりやっているので、こういう時間感覚に最初は戸惑いを覚えました。
もちろん、リアルタイムに試合が決着しないもどかしさはあります。しかし実際にプレイしてみると「空いた時間に少しだけプレイできる」だとか「長考しても相手に迷惑がかからない」というような利点が上回っていることに気づき、実に理にかなったゲームデザインだと感心させられるはずです。