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「DiRT 3」ファーストインプレッション、いざ雪山へ

date: 2011/07/12 21:26
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Codemastersのレースゲーム最新作、「DiRT 3」をプレイしました。
これまで自分は、GRID・DiRT 2・F1 2010・DiRTのシングルモードを一通り最後まで楽しくプレイしてきて、いつしかコドマスファンだという自覚を持ってはいました。
しかしそれと同時に、Steamですぐにセールになる様子(と定価購入組の嘆き)を何度も目にしてきたこともあり、本末転倒な歪んだ愛情ではありますが、セールタイミングを自力計算して絶対に最初のセールで買おうと考えていたのでした。

ちなみに本作のゲームタイトルからは「Colin McRae」の冠が消え、単に「DiRT 3」となっています。
ゲーム本編ではコリン・マクレー氏の代わりに、前作「俺の名前はケン・ブロォォォォン」でお馴染み、ケン・ブロック氏が幅を利かせています。


時間の都合もあって、まだ最初のほうしかプレイできていませんが、それでもこのゲームの完成度の高さは伝わってきます。
レースパートはしっかりとDiRT 2から正統進化していながら、DiRT無印のようなラリーメインの楽しさも取り戻していて、個人的に好みのゾーンに直球が入ってくれた印象を受けました。
逆に、2で多かったラリークロス(同時発車の周回レース)やラリーレイド(SUV的な大き目の車での地点間レース)などが好きだった人にはちょっと物足りないかもしれません。

正直グラフィック面での進化はそれほど期待していなかったですし、実際同じエンジンを使っているので向上していないとは思うのですが、なぜか2よりもよくなった印象でした。それでいながら、2よりも動作が軽い感じ。
もしかしたら、コース外の木の配置が良くなっているだとか雪道のクールさに意識誘導させられているだとか、作り手の技量が上がっているからそう思うのかもしれません(という、ちょっと贔屓目の感想)。

DiRT 2との比較で言えば、メニュー周りがDiRT無印やGRIDのときのような、リストを羅列しただけの階層型に戻されました。
2やF1 2010のときのように、トレイラーハウスで各地を転戦している中で「次はどのレースをやろうか」というワクワク感がなくなったのは残念。テキストだけで次の舞台は「フィンランド」と言われたとき、もちろん多くの人は一般常識として「北欧にあって、レースが盛んで、コースは険しい山道か、あるいは雪が降っているのか……」と想像するのでしょうが、2のような視覚的な楽しさがもっとあっても良かったのにと思わずにはいられません。
視覚的と言えば、今作のロード画面はレースに使うために選択した車を外から映してくれる演出になっています。これはこれで格好いいのですが、個人的には他のコドマスレースゲームのように実績の進行度合いをランダムで表示してくれた方が気がまぎれて楽しかったです。

それでも総評として、このゲームは素晴らしい。
DiRT 2とDiRTの子供として生まれたようなDiRT 3は、本当に楽しいゲームです。
難易度の選択は柔軟性があって、シリーズ未経験者やレースゲーム初心者でもきっとオフロードレースの純粋な楽しみを味わえるはず。是非プレイしてください。

なお、Xbox 360とPS3の日本語版の発売予定日は8月25日だそうです。

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