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「Portal 2」レビュー(シングルモード編)

date: 2011/04/19 21:36 | update: 2011/04/23 16:32
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できるだけネタバレのないように文章には気をつかったつもりですが、万が一の場合はご容赦ください。

Hello, and again.
Aperture Scienceへようこそ。

全世界の被験者が待ち望んでいた「Portal 2」が、本日ついにリリースされました。
今日は昼食後から例のカウントダウンとにらめっこし、アンロック直後からはシングルモードをずっとプレイしていました。


シングルのクリアまでにかかったプレイ時間は、6時間くらいでした。ボリュームとしては「Portal」無印の2~3倍程度。
前作をプレイしている人なら、詰まるとしても新要素が絡んだ数箇所くらいで、大体このくらいのプレイ時間になると思います。

もちろん今作が初プレイという人でも、ポータルガンを使ったパズルの解き方を段階的に学ぶことができる秀逸なレベルデザインは健在です。
ただ、ストーリーや雰囲気などを完全に把握するためにも、前作はプレイしておいたほうがいいでしょう。

グラフィックレベルは「Source Engine」なので最近のゲームと比べると多少見劣りしますが、それでも十分すぎるくらいにキレイだと思います。
独特の「血が通っていない」印象を受ける無機質なテクスチャーを見ていると、「Portalの世界に帰ってきたんだ」と思わせてくれます。今回はそれに加えて施設の荒廃っぷりが強調されていて、いい意味で新鮮でもありました。
一方で、ポータルを開けられる壁を見つけにくくなるという副作用もありましたが……。

「Portal 2」のシングルモードはとても面白かったです。
しかし「不満がまったくなかったか?」と聞かれると、返答に窮してしまいます。

正直に言えば、ストーリーに関しては途中で話の流れが読めてしまったりしていて、中盤以降はただただパズルを解くだけの作業になってしまいがちでした。ボリュームは多ければ多いほどいいわけではないということを、改めて思い知らされた感じです。
前作はパズルを解くだけでも面白かったのに、その上で予期せぬストーリーの展開があって二度楽しめたわけですが、続編となる今作では最初から色々な部分で期待が高すぎたのかもしれません。

パズルの新しい要素にしても、要素の数が多すぎて組み合わせたときの挙動を把握しにくく、制作者の意図しないところで難易度が上がっている印象を受けました。
ただパズルパートについては、扱えるポータルの数が増えるCo-opモードの方がより洗練されていると思うので、判断は保留しておきたいと思います。

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